長命寺

近江磐座研究会

2012年02月01日 12:03

2011年1月26日
本日3ヶ所目の探索は近江八幡市の長命寺です。

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長命寺は長命寺山の山腹にある、西国三十三箇所の第三十一番札所で、聖徳太子の開基と言われています。

湖岸から本堂まで808段の石段を登らなければいけませんが、道路が整備されていて、車でスイスイ走れます。

重要文化財の本堂の写真


本堂の隣にある重要文化財の三重塔の写真


長命寺からはキレイな琵琶湖の景色が眺められます



この長命寺の本堂裏に磐座があります。


この巨大な二つに重なった磐座は、
「六所権現影向石(ろくしょごんげん ようこうせき)」
天地四方を照らす石という意味です。
この山を開いた武内宿禰(たけうちのすくね)大臣(西暦84年生)が、この岩に祈願し300歳以上の寿命をまっとうしたと言われています。


その近くにある磐座も圧巻




「修多羅岩(すたらいわ)」といい、武内宿禰(たけうちのすくね)大臣の御神体としています。


横に切り立った岩で、昔は鏡のように光を反射したものだと考えられています。


そして、本堂から奥に進むと、階段が少しあり、奥の院の手前にも大きな岩がそびえ立っています。




これらの磐座は、巨石の信仰の名残と考えられ、お寺の信仰とともに昔から人々に崇められていました。


この長命寺にも大きな磐座があり、素晴らしいものでした
\(○^ω^○)/


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