三上山
2011年3月13日
滋賀県を代表する山、三上山に登りました。
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三上山は『近江富士』と言われていて、標高は432メートルと高くはありませんが、裾野に広がるきれいな三角形の形が富士山のようで、その名がつきました。
本日は8人と大人数で登り、はるばる神戸や明石や岸和田や吹田などから来てくれた方もいました。
ありがとうございます☆
まずは、三上山に登る前に登山口にある国宝の御上神社(みかみじんじゃ)にお参りしました。
「三上」も「御上」も漢字は違いますが、同じ「みかみ」と読みます。
その他、「御神」と書いて「みかみ」と読むのもあります。
ついに登りはじめた三上山。
登ってすぐに大きな岩に出会いました。
「魚釣岩(うおつりいわ)」という名前の岩。
大昔、琵琶湖の水位がこの付近まであったころ、神がこの岩の上で魚を釣ったと言われています。
そして、続いて登ること約30分。
パックリと二つに割れる岩が現れます。
「割岩(われいわ)」と呼ばれ、人間1人がやっと通れるくらいの隙間です。
以前の行った、太郎坊・夫婦岩の子供のような感じです。
岩の上から写真を撮ってみると。
ギリギリの隙間で、荷物を持っては通れませんよ。
さらに登ること約40分、山頂が近づいてくると足元に岩肌が見えてきて、登りも急な坂になってきます。
手すりを持ちながらでないと危ない坂をさらに登ります。
このあたりから土の上から、岩の上を登っているという感じになってきます。
そして、頂上が見えてきました。
ついに、三上山山頂に到着!!
山頂には御上神社の奥宮があります。
そして、三上山にも磐座がありました。
山頂の看板にはこのように書かれています。
『湖東平野に悠然とした雄姿の三上山は別名近江富士と言われ、古来神が宿る山、即ち御神山(三上山)と呼ばれてる。
山頂奥宮の正面にある岩は奥津磐座と呼んで神宿る神磐といわれている。』
この山に神が宿っていた、「近江高天原」がこの三上山を中心にあったのではないかと考ることもできますね。
三上山山頂からは壮大な湖東平野の景色が眺められます。
西に向いた景色です。
奥にうっすらと見える山は、琵琶湖を越えた先の比良山系です。
南に向いた景色です。
目の前に見える川は、野洲川で、右側の国道8号線と交差しています。
東に向いた景色です。
一番奥に見える山は鈴鹿山系で、その前の湖東平野にポツンポツンと山が独立して立っています。
素晴らしい光景を見ながら、みんなでおにぎりを食べました。
「近江富士山の上で~、お~にぎ~りを~~♪」
と歌いながら楽しいひと時を過ごし、磐座の前で記念撮影☆
近江を代表する近江富士をみんなで楽しく登りました
y(^ヮ^)y
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