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Posted by 滋賀咲くブログ at

太郎坊

2012年01月28日

2011年1月26日
船岡山に続いて行ったのは、すぐ近くにある東近江市八日市の太郎坊です。 

場所はこちら

大きな地図で見る





船岡山から車で3分、そこに見える光景に驚きです。



山全体が1つの岩になってるかのようです。

標高350メートルの赤神山の中腹にある太郎坊宮。

そこまでは車でスイスイ登ることができ、歩くことはほとんどありませんでした。

そこからの光景がこちら
 



周りはだだっ広い平原にこの岩山がポツンとある感じでした。


太郎坊とは愛称で、正式名称は『阿賀神社(あがじんじゃ)』と言い、「太郎坊」とは昔この赤神山で修行をしながら、ご祭神を守っていた天狗の名前のことです。

古代の人々はこの山全体を信仰の対象にしていたといわれます。


さて、この中腹にあるのが有名な磐座、「夫婦岩」です。




鳥居の奥に広がる巨大な磐座。
奥を眺めてみると・・・・




太郎坊宮本殿の前にそびえる5、60メートルはあろうかという「男岩」と「女岩」の2つの磐座から成っています。

片方だけの写真はこちら




奥に入ると・・・・



上を見上げると・・・・



岩間は人一人がやっと通れるくらいの幅約80センチで、長さは12メートルあります。

この岩の間を通ってお参りすると、即座に病苦がなくなり、諸願がかないますが、悪心を抱く人は岩に挟まれると言われてきました。


岩間を通り過ぎると太郎坊宮の本宮があります。




おまけに、道中には岩で出来た七福神と福助がいてました。
  



                     
 
大きな岩山に磐座と岩の宝庫でした☆



そして後日、この山について調べていたところ、滋賀県立図書館にあった『湖国百選 石/岩』という本に太郎坊の夫婦岩についての説明に、こんな文が書いてました。


「この岩には『近江高天原』の別名があります。

その昔、大神が神力で巨岩を左右に押し開いてつくったと伝えます」



近江高天原!!??

これ以上詳しくは書いてませんでしたが、すごい発見でした。

これから少しずつ解明していきたいと思います(○^▽^○)



続きましては、長命寺に行ってきましたので、お楽しみに☆




Posted by 近江磐座研究会 at 22:05Comments(0)太郎坊