日吉大社・八王子山

2013年10月05日

2013年10月2日
日吉大社・八王子山に登りました。

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大津・坂本の比叡山のふもとにある日吉大社は、『山王総本宮』で、全国に約3,800社ある日吉・日枝・山王神社の総本社です。

その境内から登れる八王子山は、標高381mあります。


まずは比叡山坂本駅から、登り坂の車道を行くと鳥居がお迎えしてくれます。
日吉大社・八王子山

日吉大社は大きく東本宮と西本宮があり、摂社や末社が数多くあります。

まずは国宝の西本宮をお参りします。
日吉大社・八王子山

続いては同じく国宝の東本宮をお参りしました。
日吉大社・八王子山

東本宮の参道には岩がありました。
日吉大社・八王子山

日吉大社・八王子山
『猿の霊石』と呼ばれる霊石で、遠くから見るとお猿さんの形に見えます。
日吉大社は猿を神の使いとしていて、神猿(まさる)と言われる猿が2匹います。

『猿の霊石』の後ろにもさらに大きな巨石があります。
日吉大社・八王子山
名前はありませんが、境内にひとつだけある巨石に違和感を感じます。
何かの意図があってここに置かれているのだと考えられます。

ほかの場所には土の中に埋まっている巨石もあります。
日吉大社・八王子山
頭だけがちょこっと出ていますが、土を掘るとかなりの巨石だと思われます。


そして、八王子山に登る参道に行きました。
日吉大社・八王子山
境内はなだらかな場所ですが、西本宮と東本宮の間に階段があり、ここから登り始めます。

日吉大社・八王子山

段差が大きな階段を登って行くと、急な坂の砂利道を、ただひたすらに登っていきます。
日吉大社・八王子山

日吉大社・八王子山

登り続けること約30分、石段が見えてきて、巨石が見えました。
日吉大社・八王子山

これまでになかった落ちそうな巨石が、ひそんでいます。
日吉大社・八王子山

最後の石段をさらに登って行くと、遂に奥宮が見てきました。
日吉大社・八王子山

日吉大社・八王子山
奥宮は左右2つあり、左は『三宮宮』、右は『牛尾宮』で、出来上がった時期は60年ほど違いますが、1600年ごろに造られた、歴史ある建物です。

その2つの間に、見えてきました。
磐座です。
日吉大社・八王子山

『金大巌(こがねのおおいわ)』と呼ばれるこの磐座は、高さが10mと巨大な岩で、日吉大社の信仰の始まりの場所だと言われています。

巨大で、スパッと斬ったような奇麗な面が見事です。
日吉大社・八王子山日吉大社・八王子山

この磐座から、琵琶湖がの景色が広々と見ることができます。
今までの磐座の研究から、この面がどこに向いてるかを確かめたくて、今回は登りましたが、その結果は・・・・

日吉大社・八王子山

やはり、予想は的中していました。
中央に見える三上山の方角を向いていました!!

日吉大社・八王子山

この奇麗な面のある磐座は、「鏡岩」と呼ばれ、太陽の光を反射する役割があったと考えられます。

その光は何を照らそうとしていたのか?

三上山に向いているというのは、今までの磐座に共通しています。


ここからの景色は広く見え、右には近江大橋が見えます。
日吉大社・八王子山

左には琵琶湖大橋と沖島が見えます。
日吉大社・八王子山

八王子山には山頂までは登らなかったのですが、一番の磐座スポットを見ることができました。


日吉大社を参拝する人は多くいると思いますが、日吉の始まり、磐座を見て琵琶湖を堪能すれば、この神社の本当の神聖さがわかると思います(^0^)





Posted by 近江磐座研究会 at 21:34│Comments(0)日吉大社・八王子山
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