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Posted by 滋賀咲くブログ at

金勝山

2012年03月11日

2011年5月25日
金勝(こんぜ)山に登りました。

場所はこちら

大きな地図で見る

『金勝』と書いて、『こんぜ』と呼びますが、金勝山とは金勝地区の高原を総称した名前です。

栗東駅から車で山の方へ向かうと「道の駅・こんぜの里りっとう」があります。


道の駅から車で狭い山道を登っていくと、まず到着するのは金勝寺(こんしょうじ)です。



同じ金勝(こんぜ)という漢字ですが、金勝寺は『こんしょうじ』と呼びます。

天平5年(733年)聖武天皇の命により建立しました。

「森の中にある聖なるお寺」という感じで、心身共にお清めをいただきました☆


そして、さらに車で山を登ります。

車道で行ける上までたどり着くと、すごくよい景色で、三上山がきれいに見えます。


この時点で標高は500mを越えているのでしょうか。
ここから歩いて、山を登ります。


少し歩くと、まず見えてくるのは「竜王山」(604m)の山頂です。

「金勝寺八大竜王本殿」と書かれた小さな祠がここにあります。


竜王山から山道をあるくと、ここからは磐座の宝庫!
次つぎと磐座がありますので、写真をどうぞ!!


まずは「茶沸観音」という、かわいらしい観音様がいました。


そして、次にいたのは「重ね岩」と呼ばれる、2枚に重なった大きな磐座です。



どうやって上に岩を置くことができたのでしょうか?
下の岩には観音様が彫ってあります。

このあたりからの景色も素晴らしくキレイです☆

琵琶湖にかかる近江大橋と奥に見える高い建物はプリンスホテルですが・・・・見えますか?
右側に見える大きな山は比叡山です。


ここから見えるのは新名神高速で、高速道路のトンネルの真上の位置にいています。



歩けない森の中にも岩がゴロゴロあり、山道にも歩くたびに大きな磐座と出会います。




そして、歩き始めて2時間ほど。
巨大な岩の絵が現れます!!


「狛坂磨崖仏(こまさか まがいぶつ)」という名前の岩。
たて約6m、よこ約4.5mで、奈良時代に渡来人によって掘られたといわれています。
真ん中の仏像は如来像で、右手の曲がり方が日本式ではないようです。

ちなみに、写真の左側にも仏様が掘られてますよ。







ここでお昼ご飯を食べて、ひと休憩。

再出発をしてからも、怪石と呼んでいいのか、磐座がまだまだあります。




岩にはさまれた道もあります。



東急ハンズのマークのような磐座もあります。

←東急ハンズのマーク


今回の一番不思議な磐座がこれです!!

横から見てみると・・・・

どうやって、立ってるの!?と思わず言いたくなる磐座。
本当に不思議です。


山道はさらにきれいな景色と磐座が見えます。



なんでこんなに、磐座がいっぱいあるのでしょうか?
あまりにも不自然です。

歩きながら、話していると仮説が一つ出てきました。

「宇宙人がUHOキャッチャーのような感じで宇宙から岩を置いたのではないか。」

宇宙人なのか、神様なのか。
どちらにしても何かがあったのは間違いなさそうです。


そしていよいよ最終、金勝山一番の大きな磐座、「天狗岩」がこちらです。

天狗というよりも、象の後姿のような感じですが、キレイな色の丸い磐座です。


この天狗岩の上からは360度の大パノラマの景色です。







今回の金勝山はホントに磐座の宝庫でビックリでした。
近江高天原の大きなヒントになりそうです゜+・(о´▽`о)゜+・



Posted by 近江磐座研究会 at 22:23Comments(0)金勝山