妙光寺山
2013年11月14日
2013年11月13日
妙光寺山(みょうこうじやま)に登りました
場所はこちら
大きな地図で見る
上の写真左側の山が妙光寺山で標高は270m。高さは少ないですが、写真右の近江富士・三上山と同じくらいの裾野の広さがあります。
上の地図上には名前は書いていないのですが、三上山山麓にある「希望が丘文化公園」からどちらも登ることができます。
希望が丘のロッジに登山口があり、そこから登っていきます。
写真に歩いた経路が書かれていますが、今回は妙光寺山山頂手前まで歩きました。
季節は紅葉が色づき始めたころで、彩り鮮やかな秋の自然を楽しみながら登りました。
希望が丘ハイキングコースとして登山初心者も安全な道ですが、ここにも磐座の数々がありますよ。
まず出発して10分ほどで見えてきました、「天狗岩」です。
天狗の鼻がニョキっとでた面白い形の岩が何個か置かれいます。
まさに天狗の顔を思い浮かべる形をしてします。
さらに、ここから10mほど離れたところにもさらに大きな一枚の天狗岩がありました。
見ていて、お見事な形をしています。
すべてが同じ方向を向いているのも面白いです。
それは隣の三上山を向いているかのようです。
道中には木々が生い茂っている道ですが、所々に巨石、奇石があります。
崖の少し離れた所にはまん丸の巨石があったりしてました。
「東光寺岩梨山」と書かれていた小山頂には大きな磐座があります。
さらに、道中には十文字に裂かれた「花崗岩の奇石」と書かれた岩があります。
道はなだらかな坂を登ったり降りたりとゆったりと歩いていきます。
そして、今回の一番の目的の岩、「くぐり岩」がありました。
巨石で積まれた岩の門。
しかし人力ではまず不可能と思われる大きさですが、これが存在しているというのが不思議な岩です。
三上山も綺麗に見え、まさに三上山に登るための入り口の門だと思われます。
上の巨石を支える岩も左右不思議な積まれ方をしています。
一体、何時、誰が、どのようして作られたのでしょうか?
謎解きは今後のお楽しみにしておきます。
くぐり岩を通ってからも、妙光寺山山頂までの道のりにも巨石が数多くありました。
くぐり岩の50mほど先には上に積まれた巨石があります。
近くに見るとすごい迫力があり、この岩から下を見下しても迫力があります。
そして、ここから見られる三上山の綺麗で見事な三角の山を見ることができます。
ここからはハイキングコースを抜けて、今までとちがった細くて険しい道になります。
岩崖のような道を登ったり、林の中を降りたりとアップダウンを繰り返します。
その中にも奇石があります。
三上山と妙光寺山の峠から野洲市街がきれいに見えます。
ここで、今回はいったん引き返しました。
この先は次回のお楽しみです。
続きましては、ここの付近ある磨崖仏(まがいぶつ)を見に行きました。
磨崖仏とは、巨石に刻み込まれた仏像のことです。
まずは、車で移動をして「妙光寺山磨崖仏」を見に行きました。
ここから、山道を歩くこと約15分。
目的の磨崖仏の手前には「神岩」と呼ばれる祠がありました。
説明には1400年前にあったと書かれています。
上の巨石を支えるかのように突き出た岩。
その中のひとつは、よく見るとくっ付いていないものがあったりと、不思議に満ち溢れたものです。
そして、すぐ奥には目的の妙光寺山磨崖仏がありました。
一枚の巨石に刻まれた160cmの仏像は、1324年の鎌倉時代に造立されたそうです。
次は、また車で少し移動をして「福林寺跡磨崖仏」を見に行きます。
名前の通り「福林寺」というお寺が昔あったそうです。
こちらの磨崖仏は先ほどとのは違い、小さな仏さまが数多く刻まれています。
室町時代初期のものらしく、他にもたくさんあったのですが、大正時代に大部分が取られてしまったらしいです。
それでもまだたくさんの仏さまがありました。
妙光寺山磨崖仏も福林寺跡磨崖仏も信仰の歴史を感じさせるもので、三上山を中心に石を掘る文化があったのでしょう。
今回は、数多くの磐座を見ることができ、また野洲地方の面白味を発見できました。
最後に、関西では有名なラーメン屋「来来亭」の本店でラーメンを食べました。
三上山が綺麗に見えるこのお店は、三上山の恩恵を受けて、今や近畿で何店舗も持つ大きな店になったのかもしれませんね(^0^)
妙光寺山(みょうこうじやま)に登りました
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上の写真左側の山が妙光寺山で標高は270m。高さは少ないですが、写真右の近江富士・三上山と同じくらいの裾野の広さがあります。
上の地図上には名前は書いていないのですが、三上山山麓にある「希望が丘文化公園」からどちらも登ることができます。
希望が丘のロッジに登山口があり、そこから登っていきます。
写真に歩いた経路が書かれていますが、今回は妙光寺山山頂手前まで歩きました。
季節は紅葉が色づき始めたころで、彩り鮮やかな秋の自然を楽しみながら登りました。
希望が丘ハイキングコースとして登山初心者も安全な道ですが、ここにも磐座の数々がありますよ。
まず出発して10分ほどで見えてきました、「天狗岩」です。
天狗の鼻がニョキっとでた面白い形の岩が何個か置かれいます。
まさに天狗の顔を思い浮かべる形をしてします。
さらに、ここから10mほど離れたところにもさらに大きな一枚の天狗岩がありました。
見ていて、お見事な形をしています。
すべてが同じ方向を向いているのも面白いです。
それは隣の三上山を向いているかのようです。
道中には木々が生い茂っている道ですが、所々に巨石、奇石があります。
崖の少し離れた所にはまん丸の巨石があったりしてました。
「東光寺岩梨山」と書かれていた小山頂には大きな磐座があります。
さらに、道中には十文字に裂かれた「花崗岩の奇石」と書かれた岩があります。
道はなだらかな坂を登ったり降りたりとゆったりと歩いていきます。
そして、今回の一番の目的の岩、「くぐり岩」がありました。
巨石で積まれた岩の門。
しかし人力ではまず不可能と思われる大きさですが、これが存在しているというのが不思議な岩です。
三上山も綺麗に見え、まさに三上山に登るための入り口の門だと思われます。
上の巨石を支える岩も左右不思議な積まれ方をしています。
一体、何時、誰が、どのようして作られたのでしょうか?
謎解きは今後のお楽しみにしておきます。
くぐり岩を通ってからも、妙光寺山山頂までの道のりにも巨石が数多くありました。
くぐり岩の50mほど先には上に積まれた巨石があります。
近くに見るとすごい迫力があり、この岩から下を見下しても迫力があります。
そして、ここから見られる三上山の綺麗で見事な三角の山を見ることができます。
ここからはハイキングコースを抜けて、今までとちがった細くて険しい道になります。
岩崖のような道を登ったり、林の中を降りたりとアップダウンを繰り返します。
その中にも奇石があります。
三上山と妙光寺山の峠から野洲市街がきれいに見えます。
ここで、今回はいったん引き返しました。
この先は次回のお楽しみです。
続きましては、ここの付近ある磨崖仏(まがいぶつ)を見に行きました。
磨崖仏とは、巨石に刻み込まれた仏像のことです。
まずは、車で移動をして「妙光寺山磨崖仏」を見に行きました。
ここから、山道を歩くこと約15分。
目的の磨崖仏の手前には「神岩」と呼ばれる祠がありました。
説明には1400年前にあったと書かれています。
上の巨石を支えるかのように突き出た岩。
その中のひとつは、よく見るとくっ付いていないものがあったりと、不思議に満ち溢れたものです。
そして、すぐ奥には目的の妙光寺山磨崖仏がありました。
一枚の巨石に刻まれた160cmの仏像は、1324年の鎌倉時代に造立されたそうです。
次は、また車で少し移動をして「福林寺跡磨崖仏」を見に行きます。
名前の通り「福林寺」というお寺が昔あったそうです。
こちらの磨崖仏は先ほどとのは違い、小さな仏さまが数多く刻まれています。
室町時代初期のものらしく、他にもたくさんあったのですが、大正時代に大部分が取られてしまったらしいです。
それでもまだたくさんの仏さまがありました。
妙光寺山磨崖仏も福林寺跡磨崖仏も信仰の歴史を感じさせるもので、三上山を中心に石を掘る文化があったのでしょう。
今回は、数多くの磐座を見ることができ、また野洲地方の面白味を発見できました。
最後に、関西では有名なラーメン屋「来来亭」の本店でラーメンを食べました。
三上山が綺麗に見えるこのお店は、三上山の恩恵を受けて、今や近畿で何店舗も持つ大きな店になったのかもしれませんね(^0^)
Posted by 近江磐座研究会 at 21:24│Comments(0)
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