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Posted by 滋賀咲くブログ at

繖山

2012年05月05日

2011年12月14日
繖山(きぬがさやま)に登りました。

場所はこちら

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安土山の近くにあり、西国三十二番札所・観音正寺がある山です。
標高432.9メートルで、国道8号線や新幹線からも山の全景が見えます。


車で登る道が整備されており、観音正寺の参道まではスイスイ車で登れました。


ここからは参道を歩いていきます。


歩いていくと途中でさっそく見えてきた、繖山一番の磐座です。

石の鳥居に飾られて、祀られています。

ここに書いている「たくのいん」という意味はわかりませんが、特別な何かがあるのでしょうか。



今では苔が生えてますが、スパッと切ったような表面は、はるか昔はツルツルで、太陽の光を反射していたような感じです。
その光の先には、何かがあったのでしょうか?


ここで、観音正寺の参道を抜けて、山道を登っていきます。

すると見えてくるのが「佐々木城跡」の石碑です。


この佐々木城は近江源氏の佐々木氏によって築城されました。
築城の時代は定かではないですが、1335年には建てられ、隣の安土城よりも古い城でした。

この佐々木城跡の近くにもいくつかの磐座がありました。



そして、さらに少し登ると繖山山頂に到着しました。

登った3人で記念撮影


ここからの景色は絶景でした

写真真ん中の山は安土山で、そこから琵琶湖を越えて比良山系が見えます。

反対側には三上山が見えます。


次に繖山を降りていき、観音正寺に到着です。





本堂の隣には岩で詰まれた石垣が、お見事です。



境内の端っこに「ねずみ岩」という岩がありました。



大きなねずみのような、丸みのある不思議な岩です。



おまけに、繖山を降りて、車ですぐ近くにある「奥岩(おいそ)神社」にいきました。


この奥岩神社には、平安時代から知れていた老蘇(おいその)森があります。


奥岩も老蘇もおなじ「おいそ」と呼びますが、老蘇森の方が古く、今では小さな森ですが、昔は数倍の広さがある大森林で、名前の通り「老いが蘇る」伝説がある森です。


磐座に、山に、森に、お城に、お寺に、神社にと散策三昧の1日でしたσ(^○^)
 



Posted by 近江磐座研究会 at 23:47Comments(0)繖山