高天原とは?

2012年01月18日

高天原(たかまがはら)とは日本最古の書物「古事記」に出てくる、神々が生まれ、住んでいた地のことです。

近江高天原を説明する前に、簡単に日本の神話の説明をさせてください。

下の神の系図を見ながら説明します
  
高天原とは?



まず一番初めの神、天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)

その天之御中主神からの使命で伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と、伊邪那美命(いざなみのみこと)が日本の大地を創り、日本の神々を生んでいきます。

(伊邪那岐命、伊邪那美命がはじめに日本の地に降り立ったのが、滋賀県犬上郡多賀町にある2人の神を祭神とする多賀大社から少し離れた多賀大社のご神木だと言われています。)


そして、伊邪那岐命の左目から生まれたのが、天皇の先祖で伊勢神宮のご祭神の天照大神(あまてらすおおみかみ)です。

右目から生まれたのが月読命(つきよみのみこと)、鼻から生まれたのが須佐之男命(すさのをのみこと)


この須佐之男命がいろいろと事件を起こし、高天原から追放されます。

追放された須佐之男命は、後に子孫である大国主命(おおくにぬしのみこと)と共に、島根県の出雲を中心に、日本の国土に広大な出雲の領土を支配していきます。

これが国造りと言われています。

そんな光景を見た天照大神が、この国はもともと高天原のものだから、高天原に返しなさいと言い、出雲の領土を高天原に返すことになります。

これが国返しと言われています・・・・



以上が簡単な古事記のはじめの部分です。


では、次の記事で近江に高天原がある理由を書いていきます。


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